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Damons Year:音楽は僕にとっての「葬儀」だ。まだ死にきっていない過去を埋葬するために。

2026.01.08

Music

Billboard Live TAIPEI

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DAMONS YEARは、時間や感情、心の中に流れる瞬間を繊細に描き出す音楽で注目を集める韓国のシンガーソングライターです。2019年に発表された楽曲〈yours〉は、今なお世界中のリスナーに愛され続け、彼の音楽世界を象徴する一曲となっています。

2026年1月、DAMONS YEARは最新アルバム『CORPUS 0』を携え、Billboard Live TAIPEIにて台北単独2回公演を開催。至近距離でファンと音楽、そして物語を分かち合います。

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Q|今回の公演は台湾で初のステージではありませんが、単独公演としては初であり、ファンと非常に近い距離で会えるステージです。今回のライブに対して特別な感情はありますか?また、準備過程で以前と違った点や、特にこだわった部分はありますか?

僕の音楽を最もよく表現できる「バンドセット」を構成して臨む予定です。以前の公演は、個人的には「軽い挨拶」のようなステージだと思っていましたが、今回はもっと「正装した姿」で皆さんに歩み寄りたいと考えています。

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Q|あなたの音楽は、時間の流れや心の内側の物語、感情の瞬間を柔らかく捉えているとよく言われます。あなたにとって「音楽」は、日常や創作の中でどのような存在ですか?

実は、自分自身を「ミュージシャン」だと自覚したことは一度もありません。ですから、何か目標を持って音楽を作るというよりは、その瞬間の心の状態や自分が経験したことを「完全な過去」にするために、すべてを込めて墓地に埋め、送り出す行為として音楽を作っています。表現は暗いですが、僕は失ったものや過去から簡単に抜け出すことができず、整理も下手で、現在をまともに生きたことがありません。だから僕にとって、音楽は「葬儀」のようなものです。

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Q|最新アルバム『CORPUS 0』は、全体的に非常に内省的で深い雰囲気を持っています。このアルバムを世界に伝える「一言」とするなら、聴き手にどのような感情やメッセージを感じてほしいですか?

心に埋めておいた、まだ死にきっていないものたちを、もう一度引き出すきっかけになることを願っています。記憶に背を向けることは、正しい解決策ではないということを伝えたいです。

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Q|〈yours〉はリリースから長い時間が経ちましたが、今でも多くの海外リスナーに愛され続けています。この曲が遠く離れた場所の人々に寄り添ってきたという事実について、どのような感情を抱きますか?また、海外のファンに伝えたいことはありますか?

結局、人間というものは住む国は違っても、同じ感情を抱くのだと改めて実感します。誰もが愛の前で不器用になり、恥ずかしさを感じる時期は同じですから、言語が違っても伝わる「何か」があると確信しています。今回の公演でも、そのような「何か」を届けたいです。

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Q|今回の台湾訪問で、公演以外に個人的に期待している「小さな瞬間」はありますか?例えば、食べてみたい料理や行ってみたい場所、あるいはただ日常の空気を感じる時間など。

実は2023年に一人で台北へ旅行に来たことがあります。夜市の雰囲気も楽しみたかったのですが、あまりに内向的な性格なため、目で見るだけで終わってしまったのが心残りで……。今回は一緒に来るスタッフやセッションメンバーと台湾の夜を楽しみたいです。ほどよくお酒に酔いながら……!

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Q|2026年に向けて、音楽制作やライブ活動、あるいは個人的な部分で、すでに構想している計画や目標があれば教えてください。

今年は上・中・下半期で、それぞれ異なるコンセプトのコンサートを計画しています。ヒントを出すなら、ベールに包まれていたり、ベールの外へ突き抜けたり、影になってしまったりといった、様々な「ジェスチャー」で公演を行う予定です。 個人的なことなら……実は今回のアルバムを作ってから健康を損ねてしまったので、体調管理をしっかりしようと思っています。お酒も控えて……。

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